2012年の活動概要
1.とくしま母子疎開の会について 平成24年3月11日に、2011.3.11東北大震災後に徳島に移住してきた家族や地元の有志で、情報交換や交流の他、移住支援を行うために、設立しました。一人でも子どもを助けたいとの思いで、移住支援を開始し、徳島市内の有志の方々(子育て支援や環境団体等)の支援もいただき、活動を始めました。
おかげで夏の保養も無事終了し、自立的に定住していくための支援(雇用促進、地域の農産物等の宅配、住宅の斡旋等)も進めております。徳島に移住する家族の安心、安全の確保と子ども達の成長を見守りたいと思っています。
2.これまでの活動経緯概要
・3月11日:徳島に疎開してきている家族、地元の有志で、とくしま母子疎開の会を設立
・4月18日:子育て支援や環境団体等の集まりで支援プロジェクト設立
・4月24日:移住してくる家族のための空家情報ネット、夏の保養事業を決定
・5月10日:NPO法人阿波市めだかの学校(日開谷の活性化を目的)と阿波市訪問
・5月20日:びっくり日曜市で第1回バザー開催(支援グループ主催)
・6月1日:保養プロジェクト公募開始(市場町で7、8月の期間、市場町で保養する家族を募集)
・7月1日:保養プロジェクト開始(31家族が滞在)
・7月10日:第2回バザー開催(支援プロジェクト主催)
・8月5日:市場町旧日開谷小学校で「ウェルカムパーティ」開催
(市長さん、地元の方々、疎開の家族、支援プロジェクト等が参加)
・8月31日:稲荷の家(市場町日開谷の借家)でお別れパーティ(保養プロジェクト終了)
★9月カッパボックス事業(首都圏への野菜宅配)を開始
・9月22日:たんぼで遊ぼう会(農業体験:市場町日開谷野田原、為後)
・10月20日現在、保養プロジェクトに参加した家族が6組移住
・11月中旬 :レトルトカレー(寄附付き商品)試作品完成
・11月25日:秋城の家(佐那河内村)でウェルカム交流パーティ
・12月2日:第3回バザー開催(支援グループ主催)
・12月22日:冬のワンディキャンプ(阿波市善入寺島の畑で冬野菜を家族で採取)
3.夏の保養プロジェクトの結果概要
7月1日~8月末まで、市場町で保養する家族を6月初旬から30家族を募集した結果、約310家族から申し込みがあり、7月1日から稲荷の家(市場町稲荷地区の借家の名称:シェアハウス利用)とマンションの1LDK7室で、8月末まで、31家族が滞在しました。 8月5日には、NPO法人阿波市めだかの学校や地元の有志の方々が中心になって、ウェルカムパーティを旧日開谷小学校校庭・体育館で開催して頂き、市長さんからも温かい歓迎のお言葉があり、約170人の参加者で賑わいました。現在、保養プロジェクトに参加された中から7家族が移住を決定し、10月から順次移住される予定です。概ね、年内に引っ越し完了する予定です。皆様の温かいご支援とご協力のおかげで、事故もなく、充実した日々を過ごすことができたものと思っています。